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CYANT
Kenya Nyeri Gachatha SL28 Batian AA Washed
Kenya Nyeri Gachatha SL28 Batian AA Washed
ケニア|ウォッシュト|中煎り
ケニア・ニエリ地区で生産されたこのロットは、高地由来の密度感と、ケニアらしい明瞭な酸を備えたウォッシュトコーヒーです。
ブラックカラントやグレープフルーツ、完熟ベリーを思わせる果実味が鮮やかに立ち上がり、みずみずしくジューシーな酸とともに広がります。
華やかさが前に出ながらも、酸だけに偏らず、しっかりとしたコクとラウンドな口当たりが下支えとなり、余韻には甘さと果実感が穏やかに続きます。
プロファイル
プロファイル
ライト(中浅煎り)|黒果実のジューシーさ|ラウンドなコクと甘い余韻
ブラックカラントやグレープフルーツ、完熟ベリーのような果実感を、鮮やかさのまま「尖らせず」に整える中浅煎り設計にしました。序盤は豆の硬さ・密度に負けないよう芯まで熱を届けつつ、中盤以降はRoR(温度上昇率)を滑らかに下降させ、酸が荒れない位置へ収束。終盤で熱を抜きすぎず、ジューシーさと甘い余韻、ケニアらしい密度感が残るバランスを狙っています。
おすすめの飲み方
- 湯温:92〜93℃
- 粉量:12g(200ml)
- 挽き目:中粗挽き(EK43 #15前後〜)
- ステア:0〜2回(少なめ推奨)
温度帯での印象
高めの温度帯では黒果実〜シトラスの明るさが前に出て、ジューシーに広がります。少し温度を落とすと、ハーバルな清涼感やココアのような落ち着いた甘さが重なり、余韻がよりラウンドにまとまります。
香り
ベーシック
ユニーク
コク
すっきり
しっかり
酸味
弱い
強い
| プロファイル | カシス ブラックベリー ココア |
|---|---|
| 精製方法 | ウォッシュト |
| 品種 | SL28、バティアン |
| エリア・農園 | ケニア ニエリ県カルンドゥ地区/ガチャタコーヒーファクトリー |
| 標高 | 1800–2100m |
ペーパードリップの基本レシピ
ペーパードリップの基本レシピ
| 豆と湯量の目安 | 1杯分 | 1.5杯分 | 2杯分 |
|---|---|---|---|
| コーヒー豆 | 12g | 18g | 24g |
| 湯量 | 200g | 300g | 400g |
基本はこの比率を共通で使用します(HARIO V60使用)。
浅煎り:湯温 92〜94℃(香りと明るさ)/ 中煎り:湯温 90〜93℃(甘さとまとまり)/ 中深:湯温 90〜92℃(甘さをまとめる) ※1.5杯分・2杯分は、好みで豆を少し減らしてもOK(例:1.5杯=17g前後、2杯=22g前後)。
手順(1杯分:湯量200g)
目安湯温:基本 93℃(浅煎りは高め/中深は低めに調整)
- 40g のお湯を回しかけ、40秒蒸らす。
- 0:40 経過したら 90g までお湯を注ぐ。
- 1:05 経過したら 140g までお湯を注ぐ。
- 1:35 経過したら 200g までお湯を注ぐ。
- お湯がサーバーに落ちきったら完成。
────はじめてのコーヒー抽出
コーヒーの味わいは、湯温・挽き目・焙煎度などの条件によって大きく変化します。
基本的な抽出方法を覚えることで、たとえば
「味が出すぎているから湯温を少し下げてみよう」
「この味が美味しかったから、同じ手順で再現しよう」
といったように、自分のやり方を見つけられるようになります。
美味しいコーヒーを淹れるためのステップアップとしては、少し手間ですが、コーヒーミル・はかり・温度計などを使いながら、少しずつ情報を集めてみるのもおすすめです。
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の保存方法
| ※おいしく飲める目安 | 常温 | 冷凍 |
|---|---|---|
| 豆のまま | 1ヶ月程 | 3ヶ月程 |
| 挽豆 | 1週間程 | 1ヶ月程 |
────ポイント
・必ず密封し、冷暗所に保管してください。
・長期保存は冷凍保存がおすすめです。
・冷凍保存の場合は、使う分だけ取り出し、凍ったまま挽いてご使用ください。
・袋を何度も出し入れすると、結露や香り移りの原因になるためご注意ください。
・長期保存は冷凍保存がおすすめです。
・冷凍保存の場合は、使う分だけ取り出し、凍ったまま挽いてご使用ください。
・袋を何度も出し入れすると、結露や香り移りの原因になるためご注意ください。
農園・その他の情報
農園・その他の情報
※背景を知りたい方向けの補足です。
▼焙煎設計の狙い
ケニアらしい力強い果実感と鮮やかな酸を活かしながら、透明感と甘さのあるクリーンな質感を両立することを目指しました。
序盤でしっかり芯まで熱を届けて豆の密度感に負けない火通りを確保しつつ、中盤以降は火力の上昇を抑えてRoR(温度上昇率)の滑らかさを意識。酸が尖りすぎず、丸みとふくらみを感じられる設計としています。
▼焙煎時の工夫・発見
豆質の硬さと密度に合わせ、前半の熱量はやや高めに設定。中盤以降は火力と排気を細かく調整し、酸味の質が荒れないようバランスを意識しました。終盤は熱を抜きすぎず、ジューシーさと余韻の甘さを残すよう設計しています。
▼農園情報
Gachatha Coffee Factory(ガチャタ・コーヒー・ファクトリー)は、1963年に設立され、ケニアの首都ナイロビから北に約150km、ニエリ県カルンドゥ地区のアバーデア山脈の斜面に位置しています。この地域は深く肥沃な赤い火山性土壌に恵まれ、気温が13~24℃と穏やかで、二峰性降雨が特徴です。これらの条件により、コーヒーの栽培に最適な環境が整っています。
工場の運営は、Muthuaini、Thiriku、Gachenge、Kianjauの各村をまたぐ約159ヘクタールの土地で行われ、1,500人以上の農家が所属しています。主要な栽培品種はSL28、SL34、Ruiru11、Batianであり、標高1,800~2,100mの高地で育てられています。
環境保護にも力を入れており、使用済みの水はソークピットで処理し、地域の飲料水資源が汚染されないようにしています。また、在来種の木々を保護することで、地域の鳥類の生態系を維持しつつ、持続可能な農業を推進しています。
この工場で生産されるコーヒーは、ケニアを代表する高品質な味わいを持ち、ジューシーな酸味と複雑なフレーバーで高く評価されています。
※背景を知りたい方向け:生産地・精製・生産者などについての補足です。
▼ 生産エリアと精製について
このロットは、ルワンダ西部・ニャマシェケ地区にあるCoprocaウォッシングステーションで精製されたウォッシュトプロセスのブルボン種です。
標高1,700〜1,900mの丘陵地で栽培されたチェリーが、アフリカンベッドで丁寧に発酵・乾燥処理され、ドーマン社傘下のルシジドライミルで選別・仕上げが行われています。
精製工程では、果肉除去→ミューシレージ除去→発酵→水洗→天日乾燥の流れで進められ、比重選別や複数回のハンドピックを通して高い均一性とクリーンカップが実現されています。
▼ 生産者構成と品質管理
Coproca(Coopérative des Producteurs de Café)ウォッシングステーションには、約1,000の小規模農家がチェリーを供給しており、共同組合的な体制で品質向上が図られています。
ルワンダでは過去に生産環境の不安定さ(ポテトディフェクトなど)が課題とされてきましたが、輸出業者であるドーマン社との協力により徹底した未熟豆のハンドピックや衛生的な処理設備の導入がされており、信頼性の高い原料供給が可能になっています。
▼ 品種と風味の特徴
ルワンダで伝統的に栽培されてきたブルボン種(アラビカ)を使用。
この品種は標高1,700m以上の高地環境に適応し、オレンジやプラム系の酸と、べっこう飴やチョコレートのような甘さが共存するカップを生み出します。
とくに今回のロットは、酸のキレと甘さのまとまりが中煎りで際立つ構造で、ホット・アイスどちらでも香味の安定性が感じられます。
▼ 歴史的背景と地域性
ルワンダのコーヒー産業は、1994年の大虐殺という深い歴史的困難を乗り越えて発展してきました。
現在では40万以上の小規模農家が生産に関わっており、各地に整備されたウォッシングステーションを通じて、高品質ロットの輸出が増加しています。
このロットが生まれたニャマシェケ地区もその中心地のひとつであり、「千の丘の国」と呼ばれるルワンダらしい、美しい丘陵地の風景とともに、地域の誇りとしてこのコーヒーが届けられています。

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