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CYANT
KENYA Nyeri Gachatha AA | ケニア ニエリ ガチャタ AA 中煎り
KENYA Nyeri Gachatha AA | ケニア ニエリ ガチャタ AA 中煎り
鮮やかな果実感としっかりとした酸が広がる、華やかさと密度感を兼ね備えた浅煎りコーヒー。
ブラックカラントやグレープフルーツ、完熟ベリーのような果実味が感じられる浅煎りケニア。みずみずしくジューシーな酸とともに、ケニアらしいコクや質感とラウンドな口当たりを感じられるバランスを意識して仕上げました。
プロファイル
プロファイル
香り
ベーシック
ユニーク
コク
すっきり
しっかり
酸味
弱い
強い
| プロファイル | カシス ブラックベリー ココア |
|---|---|
| 精製方法 | ウォッシュト |
| 品種 | SL28、バティアン |
| エリア・農園 | ニエリ県カルンドゥ地区 ガチャタコーヒーファクトリー |
| 標高 | 1800-2100m |
焙煎設計と味づくりの意図
焙煎設計と味づくりの意図
▼焙煎設計の狙い
ケニアらしい力強い果実感と鮮やかな酸を活かしながら、透明感と甘さのあるクリーンな質感を両立することを目指しました。
序盤でしっかり芯まで熱を届けて豆の密度感に負けない火通りを確保しつつ、中盤以降は火力の上昇を抑えてRoR(温度上昇率)の滑らかさを意識。酸が尖りすぎず、丸みとふくらみを感じられる設計としています。
▼焙煎時の工夫・発見
豆質の硬さと密度に合わせ、前半の熱量はやや高めに設定。中盤以降は火力と排気を細かく調整し、酸味の質が荒れないようバランスを意識しました。終盤は熱を抜きすぎず、ジューシーさと余韻の甘さを残すよう設計しています。
▼焙煎データ(参考値)
・Aillio Bullet R1 V2使用
・チャージ温度:210℃
・焙煎時間:9分09秒
・ドロップ温度:195℃
・DTR:20%
※本データは現時点での最適設計値です。素材特性や抽出結果に応じて随時更新・改善する可能性あり
▼おすすめの飲み方
• 抽出温度:92~93°C
• 粉量:12g(200ml)
• 挽き目:中粗挽き
• コメント:92℃付近では濃厚な黒果実やグレープフルーツの印象が強く、89~90℃ではシトラスやハーバルな清涼感が楽しめます
農園情報
農園情報
Gachatha Coffee Factory(ガチャタ・コーヒー・ファクトリー)は、1963年に設立され、ケニアの首都ナイロビから北に約150km、ニエリ県カルンドゥ地区のアバーデア山脈の斜面に位置しています。この地域は深く肥沃な赤い火山性土壌に恵まれ、気温が13~24℃と穏やかで、二峰性降雨が特徴です。これらの条件により、コーヒーの栽培に最適な環境が整っています。
工場の運営は、Muthuaini、Thiriku、Gachenge、Kianjauの各村をまたぐ約159ヘクタールの土地で行われ、1,500人以上の農家が所属しています。主要な栽培品種はSL28、SL34、Ruiru11、Batianであり、標高1,800~2,100mの高地で育てられています。
環境保護にも力を入れており、使用済みの水はソークピットで処理し、地域の飲料水資源が汚染されないようにしています。また、在来種の木々を保護することで、地域の鳥類の生態系を維持しつつ、持続可能な農業を推進しています。
この工場で生産されるコーヒーは、ケニアを代表する高品質な味わいを持ち、ジューシーな酸味と複雑なフレーバーで高く評価されています。

心地よいコーヒー
私たちが目指すのは心地よいコーヒーです。
力強い個性は添えるように、繊細で優しい個性は引き立たせるように、それぞれの特徴を調和させ、最後まで飲みたくなるような、バランスのよいコーヒーを提供したいと考えています。
食事との相性を考慮し、浅煎りから中深煎りまでを取り揃えています。組み合わせによって風味の相乗効果を引き出し、幅広いご提案ができるようにしています。
折りたたみ可能なコンテンツ
コーヒーの保存方法
| ※賞味期限 | 常温 | 冷凍 |
|---|---|---|
| 豆のまま | 1ヶ月程 | 3ヶ月程 |
| 挽豆 | 1週間程 | 1ヶ月程 |
────ポイント
・必ず密封、冷暗所に保管
・長期保存は冷凍保存、使う分だけ取り出し使用
ペーパードリップ基本レシピ
| コーヒー豆と湯の比率 | 1杯分 | 1.5杯分 | 2杯分 |
|---|---|---|---|
| コーヒー豆 | 12g | 18g | 24g |
| 湯量 | 200g | 300g | 400g |
湯温:93℃/12gの豆使用
- 40g のお湯を回しかけ、40秒蒸らす。
- 0:40 経過したら 90g までお湯を注ぐ。
- 1:05 経過したら 140g までお湯を注ぐ
- 1:35 経過したら 200g までお湯を注ぐ
- お湯がサーバーに落ちきったら完成。
────はじめてのコーヒー抽出
コーヒーの味わいは、湯温・挽き目・焙煎度などの条件によって大きく変化します。
基本的な抽出方法を覚えることで、たとえば
「味が出すぎているから湯温を少し下げてみよう」
「この味が美味しかったから、同じ手順で再現しよう」
といったように、自分のやり方を見つけられるようになります。
美味しいコーヒーを淹れるためのステップアップとしては、少し手間ですが、コーヒーミル・はかり・温度計などを使いながら、少しずつ情報を集めてみるのもおすすめです。
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